月夜野きのこ園

名人Shihoプロフィール
Shiho
月夜野きのこ園 クワカブ飼育担当
クワカブ歴50年、経験種数400種超! 「名人Shiho」として親しまれ、TBS「Nスタ」やNHK前橋に昆虫ハンターとして出演経験も。

2003年より飼育日記を執筆中。本格飼育30年の経験を活かし、YouTube「月夜野クワカブch」では月2回のライブ相談室も開催しています。


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本土産コクワガタの飼育(産卵結果) Ⅲ

今回は本土産コクワガタの割り出しの結果第3弾をご紹介したいと思います。今回は1セット割り出しました。すべて本土産コクワガタです。

まずは本土産コクワガタ♂の参考画像と、その産卵させたセット方法についてご紹介します。

本土産コクワガタ
【個体参考例:本土産コクワガタ♂48mm】

【飼育種】
和名:本土産コクワガタ
学名:Dorcus rectus
産地:本土産

<産卵セット時の方法>

【累代】天然ものWD♀を使用
【使用したマット】完熟マット+クヌギ材2本
【使用した容器】クリーンケースL
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、 なおかつ水が染み出ない程度
【設定温度】25~28℃前後
【セット方法】ケース底面を固くつめ、材を入れ、その回りも固く詰める。上部2~3cmほどは柔らかくマットを入れる。少し材の頭が出るようにセット。

セット方法を図示してみました。以下の様な感じです。
(※図では2本の材は平行セットになっていますが、Tの字でセットでも構いません。)

産卵方法3

<割り出し時の産卵結果の様子>
まずは割り出し前のケースの様子です。
IMGP3729
ケースフタをとった様子です。
IMGP3730
材を掘り起こしてみると・・・・
IMGP3733
少し崩れた材より幼虫が見えます。それとすぐ近くに親♀の姿が・・・。考えたくもないですが、もしかして幼虫を食しようとしていたのか?あるいはたまたまその近くの場所に産卵しようとしていたのか・・・謎です。。。
産卵セットの中の材2本を取り出してみました。すでにボロボロで期待が出来そうです。
IMGP3734
幼虫が見えます。頭が大きいですね、これは3令か?
IMGP3735
ここにも
IMGP3736
ケース内に残っていたマットをひっくり返します。
IMGP3738
マット内にも幼虫がいました。
手に取って見てみると・・・
IMGP3742
大きい!これも3令、しかも♂っぽいですね。
では材を割り出していきます。
早速幼虫発見です。
IMGP3745
こんなかんじで一時保管用のルアーケースもたまっていきます。
IMGP3749
無事割り出し完了しました。
では産卵結果ですが、

<産卵結果>
幼虫23頭、卵11個


今回のセットからは上記のような結果でした。数的には上々だと思います。(^^)

<全体の感想>

今回は本土産コクワガタ1セットを割り出しました。数的にはバラつきがありましたが、結果的には良かった方だと感じています。親♀も一生懸命頑張ってくれました。毎回言いますが、本当に感謝、感謝です。

今回の産卵セットもマット+材を使用した産卵で行いました。材にもマットにも幼虫が確認出来ましたが、どちらかとうと材の方に多く入っていました。 卵は全て材より発見したので、材の表面近くで孵化した幼虫が食していく内にマットの方に移行したのではないかと推測しております。

それにしても今回は幼虫も卵も多かったです。前に割り出したセットも同じように卵がたくさんあったので、この時期なのにまだ産み続けているということなのでしょうね。

産卵設定温度は少し高めに設定しました。 25~28℃程度、ほとんど27℃帯でキープするように頑張りました。この時期は寒いので、エアコンは自動でつけっぱなしでした。

今回もまずまずの結果で満足しています。コクワガタに関してはまだ産卵0の空振りがないのが続いています。嬉しいことです。まだあと少し他にも産卵セットしている本土産コクワガタもあります。また他の ケースについても後日割り出した時に改めてご紹介したいと思います。(^^)

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