月夜野きのこ園

名人Shihoプロフィール
Shiho
月夜野きのこ園 クワカブ飼育担当
クワカブ歴50年、経験種数400種超! 「名人Shiho」として親しまれ、TBS「Nスタ」やNHK前橋に昆虫ハンターとして出演経験も。

2003年より飼育日記を執筆中。本格飼育30年の経験を活かし、YouTube「月夜野クワカブch」では月2回のライブ相談室も開催しています。


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本土産ヒラタクワガタの飼育(産卵結果)

先日より続く、国産クワカブの産卵セットの割り出し結果。今日は本土産ヒラタクワガタの割り出しの結果をご紹介したいと思います。今回は3セット割り出しました。すべて本土産ヒラタクワガタです。

まずは本土産ヒラタクワガタ♂の参考画像と、その産卵させたセット方法についてご紹介します。

     
本土ヒラタ
【本土産ヒラタ参考画像♂67mm】

【飼育種】
和名:本土ヒラタクワガタ
学名:Dorcus titanus

<産卵セット時の方法>

【累代】天然ものWD♀を使用
【使用したマット】黒土マット
【使用した容器】クリーンケースL
【水分量】手でぎゅっと握って団子が出来て、 なおかつ水が染み出ない程度
【マットの詰め方】ケース底面10センチ程度固く詰めて上部3センチはフンワリと。
【設定温度】25~28℃前後

セット方法を図示するとこのような感じです。
img_20120928T150620265
 
 
<割り出し時の産卵結果の様子>
 
まずは割り出し前のケースの全体の様子です。
IMGP3575
 
 
ケース側面には卵が見えています。期待できそうです。
IMGP3576
 
 
ケースのふたを開けた様子です。
IMGP3577

ちょっと上面から・・・
IMGP3578

 
 ケースをひっくり返しました。幼虫がこぼれてきました。
IMGP3579
 
 
幼虫を手に取ってみました。この幼虫は2令ですね。。
IMGP3584
 
こちらはマット側面にはさきほど見えていた卵でしょうか。。。
IMGP3586
 
卵を取り上げるのには、私はこのようなマドラーを使います。
IMGP3590
IMGP3591
 
 
こんな感じで卵をそーっと乗せます。
IMGP3593
 
そして新しく用意したマットの上へ移動させます。
IMGP3594
IMGP3595
 
IMGP3607
 
 
これは親♀です。まだまだ元気ですね。
IMGP3598
 
 
脱皮して間もない2令幼虫。まだ皮膚が薄く、脱皮した際の皮がまだお尻の所に残っています。脱皮仕立てはまは顎も柔らかいので、まずはこの脱皮した皮を食べるようです。
IMGP3599
 
では3セットの産卵結果ですが、

 

<産卵結果>
1セット目:幼虫16頭、卵2個

2セット目:幼虫23頭、卵5個
3セット目:幼虫7頭、卵11個

 

今回の3セットからは上記のような結果でした。本土産カブトムシや本土産ノコギリの産卵数と比べると若干少なかったですね。卵が多かったのと、かなり小さめの初令幼虫が結構いました。親♀はすべてのセットでまだまだ元気で生存していました。卵も多かったので、まだ産卵継続中なのでしょう。とりあえず産卵セット開始から2ヶ月程度経過したので割り出してみましたが、まだまだ産みそうですね。

 

<全体の感想>

今回は本土産ヒラタクワガタ3セットを割り出しました。結果的にはまずまずでした。もう少し数があっても良かったのかな・・・とは思いますが、親♀も一生懸命頑張ってくれました。毎回言いますが、本当に感謝、感謝です。

今回の産卵セットはマットのみで産卵させましたが、もちろん材を使用した産卵でもOKです。その場合、柔らかめの材を使用することをお勧めします。

また産卵マットに今回は黒土マットを使用しましたが、完熟マット、くわマットでも産卵可能です。産卵設定温度は少し高めに設定しました。 25~28℃程度、ほとんど27℃帯でキープするように頑張りました。気温の寒暖差が激しかったので、一日に何回もエアコンのスイッチを切り替えました。 秋口は調整が難しいと感じました。

まだ他にも産卵セットしている本土産ヒラタクワガタもあります。また他の ケースについても後日割り出した時に改めてご紹介したいと思います。(^^)

icon 使用した菌糸・発酵マット
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