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カブトムシに卵を産ませる(2)

このページでは、発酵マットを使ったカブトムシに卵を産ませるための「産卵セット」を作成する方法とあると便利な道具、温度管理の目安などを解説しています。

この動画では国産カブトムシの産卵セットから卵を取り出す様子を開設しています。(産卵セットの組み方の動画はこちら)国産カブトムシの産卵セットを使えるようになると外国産のクワガタ・カブトムシのセットもできるようになります。ぜひ本文と合わせてごらんください。

目次

カブトムシに卵を産ませる|産卵セット方法

カブトムシ産卵セット
飼育ケースなどの容器に発酵マット、転倒防止の樹皮や木片とエサの昆虫ゼリーをセットして交尾済のメスを入れます。メスが産卵に集中できるようにオスとは別にしておくといいでしょう。 メス同士でもケンカすることがあるので、大きめのケースで飼うか1ケース1頭で飼うといいでしょう。

カブトムシ産卵のポイント

温度管理と置き場所
温度管理

産卵させる虫にあった温度で管理します、特に夏場の高温には注意が必要です。産卵に集中できるよう直射日光の当たらない静かな場所で管理します。

 

マットの管理
マットの管理

ケースの通気を確保し酸欠やマットのムレ、乾燥に注意します。

カブトムシ産卵セットで使うもの

飼育容器
飼育ケース

クリーンケース

カブトムシの産卵には飼育ケースを使います。 左の写真「クリーンケース」はコバエなどの雑虫の侵入を防ぎ、湿度も保てるプラスチック製の飼育ケースです。
 
ディフェンスシート
ディフェンスシート

ディフェンスシート

小さな通気の穴があいているビニールシート
コバエの侵入防止、保湿に効果的です。
ケース本体とフタに挟んで使います。
 
発酵マット(カブトムシの産卵床)
発酵マット

発酵マット

カブトムシの産卵には黒土マット、完熟マット、きのこマットが適しています。発酵マットは「ガス抜きと加水」をして使います。
 
エサ
クワガタカブトムシ用ゼリー

Basicプロテインゼリー

エサは昆虫用のゼリーを与えます。
リンゴ、バナナなどの果物でも大丈夫です。
 
転倒防止材
樹皮や木片

樹皮や木片

転倒防止に樹皮や木片を入れます。 起き上がるときの足がかりになります。
 
発酵マットを加水する容器
たらい

たらい

マットを加水するときに便利です。

カブトムシ産卵セット方法

カブトムシ産卵セット
カブトムシ産卵させる方法を紹介します。
飼育ケースに発酵マット、止まり木、エサをセットして交尾済のメスを入れる産卵セット方法です。
 

発酵マットのガス抜きと加水

発酵マットのガス抜き
使用する発酵マットのガス抜きと加水の作業を行う。
 

発酵マットを詰める

発酵マット カブトムシ産卵セット

写真

発酵マット産卵セット

横から見た図

処理したマットを少しずつ入れて固めながら詰めていきます。
ケースの7割程度まで固く詰めてその上にふわっと2cmくらい詰めます。
 

発酵マットのガス抜きと加水

再発酵をしていないか確認
マットを詰めたらフタをします。(※このときディフェンスシートをはさむとマットの保湿とコバエの侵入防止に効果があります)
これを保管する環境で3日ほど置いてマットが発熱していないことを確かめたら次の工程に進みます。

マットが発熱していた場合 → 発酵マットのガス抜きを行います。

■注意点

発酵マットは温度等の状況により、発熱する場合があります。
メスを入れてから発熱してしまった場合には メスが死んでしまう事もあります。

 

エサ、止まり木、カブトムシを入れる

ゼリーとメスを投入

写真

ゼリーとメスを投入

横から見た図

3日ほどおいて、マットが発熱していないことが確認できたら
転倒防止の止まり木や樹皮、昆虫ゼリーと交尾済みのメスを入れます。 メスは自分でマットに潜っていきます。
 
カブトムシ産卵セット完了
メスが潜ったらフタをして産卵に妨げにならないように静かな所に置いておきます。
期間は1月半から2ヶ月くらいが目安です。
 

管理温度

産卵 温度管理
代表的な種と管理温度
20℃
25℃
ネプチューンオオカブト
サタンオオカブト
アトラスオオカブト
コーカサスオオカブト
ヘラクレス
グラントシロカブト
など

虫によってさまざまですが大きく分けて 20℃前後と25℃前後の2つの温度帯で ほぼ対応できます。 直射日光をさけ、風通しの良い場所に 置いてください。
 

カブトムシ産卵セットの割り出し

カブトムシ産卵セット割り出し

産卵セットを開始してから1ヶ月半の様子

交尾済のメスを産卵セットに入れてから1ヶ月半ほどしてケースの側面に幼虫が見えるようになったらケースからマットを出して卵と幼虫を取り出します。

 

割り出しで使う物

道具

■マットを取り出す容器
・「たらい」などの容器か「新聞紙」
■卵、幼虫を扱う道具
・「スプーン
■取り出した卵や幼虫を保管する容器
・「プリンカップ」など

 

割り出し方法

カブトムシ産卵セット割り出し

ケースから取り出した産卵セット

産卵セットを新聞紙やたらいの上などにひっくりかえし、スプーンなどを使い卵や幼虫を取り出します。

 

カブトムシを幼虫で取り出した場合

割り出した幼虫の管理
仕切りの付いたケースかプリンカップに
ガス抜きと加水処理済みの発酵マットを敷き
幼虫を1頭ずつ入れ通気を確保したフタをしておきます。
幼虫飼育セットに移すまでこの状態で管理します。

カブトムシを卵で取り出した場合

この動画では外国産のカブトムシ「ヘラクレス・レイディ」の産卵セットから「卵」で取り出す作業の説明をしています。こちらも合わせてごらんください!

 カブトムシを卵で取り出した場合の手順

卵で割り出し

取り出した卵を一時保管しておきます。
(産卵に使用したマットも使用できます)
 
カブトムシの卵 管理

別のプリンカップにガス抜きと加水処理済みのマットを固めにつめて細い棒で卵を入れるための穴をあけます。
カブトムシの卵 管理1

スプーンなどを使うと扱いが簡単になります。
カブトムシの卵 管理2

卵を穴にひとつずつ入れます。
カブトムシの卵 管理3

上からマットをそっとかぶせます。
カブトムシの卵 管理4

通気を確保したフタをしてセット完了です。
卵から孵化して幼虫になるまで23~25℃で管理します。
期間は4~8週間くらいです
卵から孵化した幼虫
孵化して幼虫になったら幼虫飼育セットに移します。

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