月夜野きのこ園

名人Shihoプロフィール
Shiho
月夜野きのこ園 クワカブ飼育担当
クワカブ歴50年、経験種数400種超! 「名人Shiho」として親しまれ、TBS「Nスタ」やNHK前橋に昆虫ハンターとして出演経験も。

2003年より飼育日記を執筆中。本格飼育30年の経験を活かし、YouTube「月夜野クワカブch」では月2回のライブ相談室も開催しています。


月2回ライブやってます
クワカブ飼育情報を検索
飼育日記カテゴリー
クワガタ・カブト別の情報タグ
アトラスオオカブト (63) アマミノコギリクワガタ (51) アルキデスオオヒラタクワガタ (67) アンタエウスオオクワガタ (205) エレファスゾウカブト (60) オウゴンオニクワガタ (80) カナブン・ハナムグリ他 (85) ギラファノコギリクワガタ (304) グランディスオオクワガタ (66) グラントシロカブト (90) コーカサスオオカブト (56) ゴロファ (58) サタンオオカブト (36) サビイロカブト (41) スマトラオオヒラタクワガタ (229) タランドゥスオオツヤクワガタ (78) ダイオウヒタラクワガタ (43) ダイオウヒラタクワガタ (57) ツヤクワガタ (107) トカラノコギリクワガタ (52) ニジイロクワガタ (327) ネプチューンオオカブト (38) パプアキンイロクワガタ (240) パラワンオオヒラタクワガタ (120) パリーフタマタクワガタ(セアカフタマタ) (39) ヒメカブト (58) ヒメゾウカブト (48) フタマタクワガタ (108) ヘラクレスオオカブト (349) ヘラクレス・オキシデンタリス (41) ヘラクレス・ヘラクレス (196) ヘラクレス・リッキー (58) ホソアカクワガタ (72) ホペイオオクワガタ (92) メタリフェルホソアカクワガタ (121) メンガタクワガタ (47) 冬対策 (54) 国産アカアシクワガタ (38) 国産オオクワガタ (771) 国産カブトムシ (213) 国産コクワガタ (136) 国産ノコギリクワガタ (159) 国産ヒタラクワガタ (71) 国産ヒラタクワガタ (125) 国産ミヤマクワガタ (134)
飼育日記で使った菌糸・発酵マット

クワカブ飼育情報を検索

営業日カレンダー

2026年09月

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

2026年10月

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

定休日

実店舗

群馬県立ぐんま昆虫の森
ミュージアムショップ

〒376-0132 
群馬県桐生市新里町鶴ヶ谷460-1
Tel:0277-74-6441

※基本月曜が休園です。詳しくはHPでご確認下さい

有限会社 月夜野きのこ園
北側2F事務所

〒379-1305
群馬県利根郡みなかみ町後閑1170
Tel:0278-20-2060

※基本日曜祝日が休園です。詳しくはHPでご確認下さい

クワガタ・カブトムシの成虫の熟成について

先日の日記に「パプキンさん」より以下の御質問がありました。

いつも楽しく勉強させてもらってます。…最近、アウラタを入手しました。♀3月羽化、♂4月羽化で、別々にプリンカップにて飼育中。… 『熟成に1年もかかる個体』があるとのことですが、『熟成』の見極めるポイントはなんなんでしょうか?あと、『ニジイロ1♂2♀』も最近、入手したんですが、『2♀』は共に後食開始、『♂』は今朝現在、未後食です。…『ニジイロ』の『熟成の見極め』も併せて御教授下さい。よろしくお願いします。m(._.)m

今日は「パプキンさん」からご質問いただいた成熟についてちょっと私なりの考えを書いてみたいと思います。ちょっとややこしい内容になるかもしれませんがご愛嬌下さいませ。(^^)

『成熟』(羽化してから正常に交尾・産卵ができるようになる事)
私はクワカブをブリードするうえで、この『成熟』こそが一番重要だと思っています。
成虫の成熟が浅い場合には交尾がうまく出来ませんし、また仮に卵も産んだとしても無精卵ばかりになり孵化率がかなり悪くなってしまいます。ですので繁殖をさせる第1関門として、いかに成熟したもの同士を交尾させるかとうのはかなり重要になってきます。

通常自然界では羽化した後、羽化した成虫は熟成期間を土や木の中で過ごしてから地上に出てきますので、その時点で成熟はある程度なされ繁殖も可能と考えられます。

しかしブリード下においては人間が羽化後人為的に取り出したりするので、その時期が分からなくなることが多々あります。そこでまず目安にするのは「エサ食い(後食開始)」です。

後食開始

後食が始まればある程度は成熟してきたといっても大丈夫だと思います。しかし中には後食を開始したからといってもう少し時間をかけなければ上手く繁殖しにくい種もあります。

そういう場合はどこで見分けるか・・・。
次は成虫(種)の寿命で見ています。成虫での期間が短いものは、自然界でも早く熟成して早く繁殖活動を行わないと次世代につなげられません。成虫期間の短いものほど早く熟成し繁殖活動を行うと考えられます。
この代表例が、パプキン、国産カブト、ゾウカブトなどです。

逆に成虫での期間が長いものは後食を開始したからといって交尾させるのは望ましくない場合があります。寿命が長い種はおおむね、完全に成熟するまでに少し時間がかかります。
よく寝かせるとよく産むという虫はこのタイプに当たると思います。
代表例でいうと、国産オオクワ、アンタエウス、ヘラクレスです。

しかし、同じような種であっても熟成期間が異なるものも存在します。
代表例としては、グラントシロカブト、ティティウスシロカブト。
パプキン、アウラタキンイロ、ミカルドキンイロなどです。

前者は同じシロカブト種ながら熟成期間の違いが見られます。後者の同じランプリマ種でありながらアウラタ、ミカルドはパプキンより熟成期間が長めです。ただしアウラタの中でもドリゴ産アウラタは熟成が早い事をよく言われます。一般的なアウラタ、タスマニアアウラタとはちょっと違うようです。
この違いはやはりそれぞれが生息していた環境によるところだと思います。

ですので種類別に区別するのもちょっと問題があり、やはり個別個別でその虫に関する特性を知っておく事が重要だと思っています。

話がややこしくなりましたが、^^;
パプキンさんの御質問に対する私なりの解答は
まずアウラタですが、一般的なアウラタならばおっしゃる通り成熟期間は少し長いです。ですが成熟した後は寿命は短いので後食を開始したら1週間程度でブリードに持ちこんでも良いと思います。

次にニジイロですが、こちらは成虫になってからの全体的な寿命も熟成してからの寿命も比較的長めです。わたしの場合は後食開始してから最低約3ヶ月程度は成熟期間を持ちます。昔半年以上寝かせたニジイロは驚くほどかなり沢山産んでくれました。

まとめると

【アウラタキンイロクワガタ】

アウラタキンイロクワガタ

♂♀がきちんと後食するのを待ってブリード。
♀が早く後食開始した場合は♀を低温、 ♂をすこし高温の所に置き成熟度のズレを修正するなどの対策を取るのが良いかと思います。

【ニジイロクワガタ】

ニジイロクワガタ

♂♀がきちんと後食し、なおかつ3ヶ月程度はじっくりとエサを食べさせてからブリードに入ります。羽化ズレ対策はアウラタと同様に
♂♀の管理温度に差をつけて成熟のズレを修正します。

本当にややこしく長々と書きましたが、交尾時期を見極めるのは本当に難しいです。
私も昆虫に聞いたわけではないので(^^ゞ このあたりは今までやってきた感覚、友人、先駆者達の意見をもとに行っています。
くれぐれもあくまで私個人の考え方ですので、ご参考程度という事でお読み頂ければ幸いです。(^^)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (16件)

  • いつも楽しく拝見させて頂いてます。みなさんは大型ヒラタの幼虫を飼育する上でコスト面が大変だと思います。私がやっている事なのですが、蛹化前のビン交換時に1100PPを横に使って蛹室を作らせます。無駄に2000以上のビンを使うよりも綺麗に蛹室を作ってくれますよ!Shihoさんにも試して頂きたいのですが…。

  • ヒラちゃんさん レスありがとうございます。 蛹化時期のビン横倒し作戦ですね。 私も昔試した事がありますよ。その時はパラワンヒラタだったと思いますが確かにキレイに作ってくれました。100mm丁度だったと記憶しておりますが・・・。(^^)

  • shihoさん、こんばんは!…お返事が大変遅くなりました。早々に応えていただいて、ありがとうございました。 m(._.)m すごく勉強になりました。これからの参考にさせていただきます。

  • ニジイロクワガタを娘にプレゼントするために購入しました。10月半ばに羽化した固体とのことでまだゼリーは食べないのですかね?

  • 外国産の昆虫を初めて買いました。ニジイロクワガタです。とても綺麗です。10月半ばに羽化した固体だとのことですが、後食はまだ先ですかね?

  • GUCCI さん

    レスありがとうございます。
    10月中旬羽化ということならば、後食はおそらくまだだと思います。
    ただもしかすると例外的な個体もあるかもしれませんので、絶対とは言い切れないとは思いますが・・。
    あくまで参考程度に聞いて頂ければ幸いです。
    コメントありがとうございました。

    飼育日記担当:Shiho

  • GUCCIさん

    レスありがとうございます。

    管理する環境(温度&湿度)や個体差にもよりますが、常時25℃程度の環境だと、大体羽化して2か月くらいもあれば後食開始すると考えています。

    あくまで私個人の考え方ですのでご参考までにして頂けると幸いです。

    飼育日記担当:Shiho

  • オスの虹色は6月羽化で後食も始まっていてたくさん食べて活発です。ですがまだ羽化から2ヶ月しか経っていないのでもうちょっとペアリングまで待ったほうがいいのでしょうか?レスよろしくお願いします

    • ニジロー様

      コメントありがとうございます。

      成熟期間をどれくらい置くか・・は人によって様々です。

      私の場合は結構しっかり成熟期間を置きます。どんなに早くても後食開始してから(羽化してからではありません)、約3~4ヵ月程度は期間を置きます。
      その場合、羽化してからのカウントとなると、羽化後、約4~5ヵ月は経過していることとなります。

      ただ人によっては、後食開始してから約2ヵ月程度でも交配させる方もいらっしゃると聞きますので、一概にこうだとは言い切れないのも事実です。

      あくまで私個人の考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いですm(__)m

      飼育日記担当:Shiho

  • 自分は今オオクワガタ川西産のブリードに挑戦しようとしているのですが、オスが4月
    羽化メスが2月羽化なのですが後食のタイミングがわかりません。誰かご教授くださいお願いします!

    • ユイ様

      コメントありがとうございます。

      繁殖をさせようとするならば、まずは親♂♀個体が成熟期になっているかどうかを考えます。

      ユイ様が所持している個体は♂は4月、♀は2月羽化とありますが、これは今年になってからの羽化ですよね?去年ではなく?

      もし、去年羽化ということならば、今が一番良い時期だと思いますが(羽化後約1年くらい)、今年羽化だとすると、まだ成熟が足りないと私個人はそう考えてしまいます。

      オオクワガタは寿命も長い種ですので、成熟にも時間がかかります。
      なので、私はじっくりと成熟させてから産卵させる方がより沢山産んでくれると考えています。

      どうしても今年中にブリードしたいと考えるとしても、羽化~エサを食べ始めてから、約5ヵ月程度は経過してからのブリードが無難といえるでしょう。

      となると、

      ♂の場合:4月羽化→6月頃後食開始→11月頃に交尾
      ♀の場合:2月羽化→4月頃後食開始→9月頃に交尾

      となりますから、遅い方に合わせるのが定石ですので、そうなると、早くても11月に交尾、そして産卵という流れになると考えます。。

      ただこれでも私的にはまだ成熟期間において少々足りない部分があると感じる所もあります。
      その辺はユイ様のやり方ですので、何とも言えませんが・・。

      今回ご紹介したやり方は、あくまで私個人のやり方、考え方ですのでご参考程度にして頂ければ幸いです。

      よろしくお願い申し上げますm(__)m

      飼育日記担当:Shiho

  • 追記
    オス74mmメス47mm
    羽化は今年です
    ヒラタも今後にブリードしたいと思っています
    産卵セットの組み方を誰かご教授お願いします

    • ユイ様

      コメントありがとうございます。
      今年羽化の個体ならば、前コメントに書いた通りのやり方で私は進めます。ご参考までに・・。

      またヒラタクワガタの産卵セット方法ですが、この当ブログに、「ヒラタクワガタの飼育:夏に採集したヒラタクワガタを産卵させてみよう」との題名で書いている記事がありますので、そちらを参考にして頂ければ幸いです。

      よろしくお願い申し上げますm(__)m

      飼育日記担当:Shiho

  • ヒラタクワガタをついに購入しました
    雌雄どちらも今年の4月羽化です
    いつぐらいにブリードできますか
    誰かご教授お願いします

    • ユイ様

      コメントありがとうございます。

      ヒラタクワガタですと、私のやり方ならば、成熟には約4~5月かけます。
      ご参考程度にして頂ければ幸いです。

      飼育日記担当:Shiho

コメントする

目次