月夜野きのこ園

名人Shihoプロフィール
Shiho
月夜野きのこ園 クワカブ飼育担当
クワカブ歴50年、経験種数400種超! 「名人Shiho」として親しまれ、TBS「Nスタ」やNHK前橋に昆虫ハンターとして出演経験も。

2003年より飼育日記を執筆中。本格飼育30年の経験を活かし、YouTube「月夜野クワカブch」では月2回のライブ相談室も開催しています。


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フローレス島産ギラファノコギリの飼育(羽化)、菌糸ビン1本羽化での挑戦!

ギラファノコギリクワガタ フローレス

9月に入りクワカブシーズンもひと段落した所でしょうか・・・。(^^)今日はフローレス島産ギラファノコギリの羽化のご報告です。

画像003 009  

上記画像の個体は以下のような方法で飼育しました。

飼育種:ギラファノコギリクワガタ(フローレス島産)
体長:104mm
飼育したエサ:Elementシリーズ1100cc菌糸ボトル
投入時期:2令
投入から羽化までかかった時間:7ヶ月
エサ交換回数:1回
設定温度:23℃前後

皆様おなじみのフローレス産ギラファノコギリです。多数あるギラファの亜種の中でももっとも大型になる事で知られていますよね。

今回は出来るだけ低コストでどれだけ大型が羽化出来るかを試す為、菌糸ビン1本羽化を試してみました。結構丈夫なもので他にも多数1本羽化してきましたが、この個体がその中でも最大の個体でした。ただ104mmともなると、E1100の菌糸ボトルの容器では蛹室は斜めに作らないとこのサイズは収まりませんでした。

他の個体のサイズは90前半が最も多く、ちらほら90後半が出ていました。さすがにこの容器で、しかも菌糸ビン1本では105mmUPは厳しかったようです。それでも104mmが出た事は喜ばしい事でした。(^^)

今回は出来るだけ少ない菌糸ビンで羽化させる為に、1本羽化を行いましたが、やはり1本で7ヶ月を引っ張るのは結構厳しいところもあります。菌糸ビンの劣化を抑える為に、少々ですが低温気味で飼育管理した工夫もあります。

ギラファの場合、幼虫もかなり大きくなりますので、1本ですと、まず白い部分は完全になくなり、黒くマット化した状態で3令後期をしばらく過ごした後、仕方なく羽化するという感じです。

この黒いマット化した部分の状態が悪いと、ドロドロになって目も当てられないようなベチャベチャの中に幼虫がいる・・・そんな状態になってしまう場合があります。

実際、1本羽化を試した今回もそのような状態のものが結構ありました。♀ならばそこまでないのですが、 ♂の比率的に言うと1/3程度でしょうか・・・。

上記の事より、本来はやはり最低2本程度での羽化が望ましいと思います。私が考える理想の構図は・・・。

①初令~2令にてE1100菌糸ビンに投入
②約4ヶ月程度で♂ならばE1400に♀ならば状況をみてE1100もしくはE800に投入。
③菌糸ビンの劣化がないようならば、このまま羽化。劣化がひどいならば菌糸ビンをもう1本使うか、最後はマットを詰め替えて蛹化にそなえる。

・・・・・大体この様な感じかと思います。この1本羽化はあくまで限界を試したような感じですので、参考程度に聞いていただけますと幸いです。(^^)

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icon 使用した菌糸・発酵マット
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