月夜野きのこ園

名人Shihoプロフィール
Shiho
月夜野きのこ園 クワカブ飼育担当
クワカブ歴50年、経験種数400種超! 「名人Shiho」として親しまれ、TBS「Nスタ」やNHK前橋に昆虫ハンターとして出演経験も。

2003年より飼育日記を執筆中。本格飼育30年の経験を活かし、YouTube「月夜野クワカブch」では月2回のライブ相談室も開催しています。


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〒376-0132 
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有限会社 月夜野きのこ園
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※基本日曜祝日が休園です。詳しくはHPでご確認下さい

クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木とは? 【クヌギ】【ハルニレ】編 ①

樹液に集まる虫たち

2015年度の樹液採集、10月30日の採集を最後に一応一区切りを付けさせて頂きました。

改めて書き上げた日記の内容を振り返ってみると、採集することばかりに気を取られて肝心なことをご紹介するのを忘れていたような気がします。

それは

「クワガタ、カブトムシが採れる(集まる)木」

のご紹介です。

 いくつかの木は採集記事の中でもご紹介しているのですが、途中途中なので見逃している方も多い事だと思います。

クワガタ、カブトムシはどんな木にでも集まるというわけではございません。地域や場所によって異なっては来ますが、集まる木は存在します。集まる木の種類を認識してこそ、初めて採集が可能になると考えます。

本来はシーズン初めに皆さんにご紹介するのがベストでした。
ご紹介が遅れた理由はいくつかありますが一番の理由は木の画像等が集まっていなかったことにあります。

シーズン終了後にご紹介するのは本来ならば不本意なのですが、ようやく画像等もある程度集まってきましたので、来たる来シーズンの樹液採集に向けて、今回より数回に分けて「クワガタムシ、カブトムシが集まる木」のご紹介をしてみたいと思います。

 しかし日本全国にはクワガタ、カブトムシが集まる木はかなり数多くあって、すべての木をご紹介するのは難しいです。また木の名称も私がご紹介するのは確実なものではないかもしれません。

木は地域によって呼び方も変わったり、愛称などで呼ばれていることもよくあります。よって今回ご紹介する木の名称も、見る方によっては「えっ、その名前違うよ」と思われる方もいらっしゃると思いますが、そこの所はご勘弁頂きながらご覧頂けますことをご了承くださいませ。m(_ _)m

 

では、私:Shihoが採集しているフィールドで撮影した実際の木の画像などを元にご紹介してみたいと思います。

 

今回は第1回目:【クヌギ】、【ハルニレ】の木のご紹介です。

 

 

★★★クワガタ、カブトムシが集まる木★★★

 

【クヌギ】

 

IMGP3792
クヌギの全体像

 

IMGP3793
クヌギの葉

 

IMGP3786
クヌギの葉:表側

 

IMGP3788
クヌギの葉:裏側

 

IMGP3790
クヌギの樹皮

 

<Shiho採集実績>

オオクワガタ、ヒラタクワガタ、ミヤマクワガタ、
ノコギリクワガタ、スジクワガタ、ネブトクワガタ
コクワガタ、カブトムシ
カナブン、アオカナブン、クロカナブン

 

クヌギ。クワガタムシ、カブトムシが集まる木としては全国的に最も有名な木の一つではないでしょうか?

樹皮表面はゴツゴツとしていて、肉厚。樹液も濃厚で、発酵するとかなり強めの甘酸っぱい発酵した臭いがします。この木が流す樹液は強烈で、遠くまでかなりの臭いがします。

 

IMGP5787
クヌギの樹液。発酵した甘酸っぱい強烈な臭い

 

IMGP6304
同じくクヌギの樹液:白っぽい所が樹液が煮詰まっている箇所

 

また台場クヌギと呼ばれるゴツゴツといびつな形をしたクヌギは、人の手で伐採~成長~伐採と繰り返した為、いびつな形になり、木の穴(ウロ)が出来ている事も多く、オオクワガタやヒラタクワガタの格好の住処ともなっているようです。

 

IMGP3804
台場クヌギではありませんが、クヌギのウロ(穴)

 

上記画像は人の手が加わって形成された台場クヌギではありませんが、クヌギのウロ(穴)。中からはしっかりと樹液が出ています。こいいう場所にウロ(穴)を好んで潜むオオクワガタやヒラタクワガタ、コクワガタが入っている場合が多いです。

 

クヌギの樹皮裏に集まるミヤマペア、他
クヌギの樹液に集まるミヤマクワガタ、カナブン

 

 

クヌギ16
クヌギの樹液に集まる、ノコギリクワガタ、カブトムシ

 

全国的にみても言わずと知れたクワガタ、カブトムシ採集の木のエース格、クヌギ。まずはこの木を探してみると良いかもしれません。

 

 

【ハルニレ】

 

IMGP4031
ハルニレの全体像:1

 

ハルニレ0
ハルニレの全体像:2

 

IMGP4032
ハルニレの葉

 

IMGP4033
ハルニレの葉:表側

 

IMGP4034
ハルニレの葉:裏側

 

IMGP4035
ハルニレの樹皮

 

IMGP4060
樹液を流すハルニレの木

 

<Shiho採集実績>

オオクワガタ、ヒラタクワガタ、ミヤマクワガタ、
ノコギリクワガタ、コクワガタ、スジクワガタ、
ネブトクワガタ、アカアシクワガタ、カブトムシ、
カナブン、クロカナブン、アオカナブン

 

私の通うフィールドでは大活躍のニレの木。
詳しく調べてみると、ニレの中の「ハルニレ」。近縁種にアキニレというのもありましたが、私がよく採集しているのは、ハルニレだと思います。間違っていたらゴメンなさい。m(_ _)m

特徴は桜の葉のような葉っぱ。表面はツヤもなくザラザラとしている。樹液も良く出てほどよく発酵し、様々なクワガタムシ、カブトムシを引きつけます。

自然に放置されたハルニレの木はとても大きく育ち、ボクトウガなどによって穿孔され続け、木の穴(ウロ)が出来ている事も少なくありません。そこでは大型のヒラタクワガタや、時にはオオクワガタも入っていることもあります。

勿論木の穴(ウロ)だけではなく、枝先や樹皮裏、幹などにもクワガタムシやカブトムシが付きます。

 

IMGP5553
ハルニレの木の枝先に付くノコギリクワガタの♂♀

 

IMGP5636
若いハルニレの木の幹に付く昆虫たち

 

IMGP4229
ハルニレの樹皮裏に隠れるヒラタクワガタ♂

 

IMGP6649
細いハルニレの樹液を舐めるカブトムシ

 

ハルニレ17
ハルニレの樹液酒場でハーレム化するヒラタクワガタ達

 

地域によってはハルニレはあまり見られない所もあるらしいですが、私にとってはクヌギの木よりもこちらのハルニレの木の方がエース格と言っても過言ではありません。

 

 

如何でしたでしょうか?
今回、クワガタムシ、カブトムシが集まる木の紹介、
【クヌギ】、【ハルニレ】の木をさせて頂きました。

勿論、この他にもクワガタムシ、カブトムシが集まる木はまだまだ沢山ございます。それにつきましてはまた次回以降の飼育日記でご紹介させて頂きたいと思います。

 

この記事をご覧になっている皆様に一つ注意して欲しい事があります。

日本全国、様々な場所において集まりやすい木はそれぞれ異なる事だと思います。今回ご紹介したデータはあくまで私:Shihoが実際に私が通うフィールドにて実際に採集して感じたものを元に書いていますので、このデータが必ずしも正論ではないことをご理解&ご了承下さいます様お願い申し上げます。

 

また確実な正式名称は只今勉強中です。今回ご紹介した木も、もしかしたら正式な名前が間違っているかもしれません。

ただ<採集実績>がある木は間違いなく私が実際に採集したことのある種類の木ですので、この画像の様な木を皆さんのフィールドで探してみて下さいませ。きっとそこには皆さんの大好きなクワガタムシ、カブトムシがいることだと思います。(^^)

 

※ 採集はマナーが大事です。採集する場所が私有地の場合は、 無断では入らないようにしましょう。必ず持ち主さんに断りを入れるのは必須です。あと、虫が木の穴の中に入って採れないからと言って、木を切ったり、傷つけたりするのも好ましいとは言えません、自然にやさしく、モラルを守って採集を楽しみましょう。(^^)

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